糖尿病は一度その症状が出たら治る病気ではありませんが、血糖コントロールさえうまくいけば、普通の生活をおくれます。
ただ薬を飲んでもなかなか改善せず、血糖コントロールに苦しんでいる人も多いようです。でも心配はいりません。各種臨床テストの結果、血糖コントロールが速やかに、かつ完全にうまくいくことが多ったという事例も報告されていますので・・・。お電話して頂ければご紹介致します。
以下、漢方薬方の研究を続けておられる水野修一医学博士の糖尿病に関する記事を、先生の書籍より拾って、再編集してみました。
人が糖尿病状態となって血糖値の高い状態ー血糖コントロールがうまくいかない状態が続くと、神経血管内皮細胞および周囲細胞内でアルドース還元酵素が働いて、抹消神経内にソルビトールが蓄積し、神経組織が変性を起こしてきます。 その結果、自覚症状としてはとくに四肢のしびれ感や、ジンジンする痛みが出現し、検査所見としては神経伝導速度の遅延や振動覚の低下が見られるようになります。すなわち、明らかな抹消神経阻害が証明されるのです。
ここでアルドース還元酵素の働きを抑制すれば、グルコースからソルビトールへの変換が抑制され、高血糖の結果起こる糖尿病性抹消神経障害を防ぐことができるというわけです。 現代医薬品でも、十数年前からアルドース還元酵素阻害剤が開発され、すでに臨床応用されていますが、漢方薬のなかにも同じ作用をもつ漢方が知られています。
牛車腎気丸がその一つです。糖尿病の患者さんのなかで、ときに医師に内緒でこっそり漢方薬を服用している人がいますが、そのうちに、糖尿病にともなう自覚症状である口渇や手足のしびれ感などが、すっかり消失してしまうことがあります。そうなるとその 患者さんは、自分の病気がすっかり治ってしまったと錯覚して、食事療法を勝手にやめてしまったりするのです。その結果、血糖コントロールがうまくいかず、次に自覚症状が出たときには、非常に悪くなってしまっています。糖尿病の専門医のなかに、ときとして漢方薬を目の敵にしている医師がいますが、じつはこうした患者さんの存在を知っているからのようです。
しかし、これは患者さんを責めるよりも、医師としての日頃の勉強不足を恥ずべきだと私は思います。漢方薬や生薬のなかには、アルドース還元酵素阻害作用を有するものがあって、それを患者さんが服用すれば、糖尿病にともなう自覚症状が軽快することくらいは知って、その上で患者さんに対応すべきです。糖尿病性のインポテンツが、生薬治療でよくなったということも起こるのです。
糖尿病の治療にはインスリンが使われています。インスリンは、血液中のブドウ糖(血糖)を細胞内にエネルギーとして取り込むためのホルモンで、血糖値を上昇し過ぎないように調節する役割ー血糖コントロールを調節する役割があります。健康食品の一部には、このインスリン作用を高める物質があることが証明されているものもあります。 つまり健康食品をインスリンと併用することにより、不安や恐怖を引き起こすノルアドレナリン作用の抑制や細動脈収縮の抑制、脂肪組織内のグルコースによる脂肪合成の増強がなされるなど、インスリンの作用を強力に高めてくれます。糖尿病による高血糖状態がコントロールされ、血管合併症の発生も抑制されるようになります。
ただし、食事療法を続け必要なら経口抗糖尿病薬を服用しながら健康食品を併用することが、血糖コントロールが速やかに、かつ完全にうまくいくための原則です。